・TOEICで良いスコアとりたいけど何から始めたら良いか分からない
・700点とって仕事に活かしたい
・700点とるまでにどれくらいかかる？
そんな疑問にお答えします！
✔︎本記事で得られる情報
TOEIC初心者（中学英語、TOEIC300点台の方）〜600点台の方が700点を超えるために必要な時間と具体的な学習方法
✔︎本記事の信頼性
私はTOEIC300点半ばくらいの点数から英語学習を始め1年で825点まで伸ばしました。
現在は955点を持っています。
語学留学で8ヶ月アメリカに滞在して300点半ばから730点に伸ばしました（この間、TOEIC対策はしていません）
留学したから簡単に伸ばせたんでしょ？と思うかも知れないですが、スピーキング力を除くスキルアップは一人学習の効果と変わりません。
留学のメリットはコミュニケーションを気軽にできるので、話す力が身につきやすいことです。
英語圏の生活なのでリスニングの量は増えますが、一人で動画やオーディオ学習をするのと効果は変わりません。
リーディングは現地にいても当然一人で行います。
つまりTOEICで測るスキルは、一人学習で十分に向上できるということです！
実際に、帰国後の730点取得後、3〜4ヶ月の一人学習で825点まで伸ばしました。また、一度ブランクがあった後、学習を再開して955点までスコアを伸ばしました。
語学留学と一人学習の経験を踏まえ、結局何が一番効率的だったのか、具体的な学習方法をご紹介します。
以下の手順できちんとこなせば700点は間違いないです！
Contents
700点を突破するために必要な時間
結論から言うと、ざっくり100点スコアを伸ばすのに300時間必要になります。
前述しましたが、8ヶ月間の語学留学で帰国後に300点半ばから730点を取得しました（その後国内で955点までスコアアップ）
1日10時間の学習と仮定すると8ヶ月の滞在で2400時間になります。
約400点のスコアアップしたので、100点あたり600時間になります。
しかしTOEICテスト対策を行なっていた訳でなく、英語のアウトプットに半分以上時間を割いていたので（TOEICはインプット）、もしTOEIC対策に特化していたら、半分の時間で達成できたと思います。
よって100点あたり300時間が目安になります。その後の800点、900点も同様に、100点あたり300時間程度でした。
ただしインプット中心なので、残念ながら話すことはできません。
余談ですが、留学歴が長くコミュニケーションに優れているけどTOEIC900点を超えていない人や、逆に900点を超えているけど全く話せない人もいます。TOEICと英語総合力が直結しないということがわかります。
しかし、TOEICで英語力の基盤を作れることは間違いありません。国内環境の英語学習において、TOEICのスコアを上げることは最もコスパが良いです！
先ずは700点を目指して、その後英会話スクールやオンライン英会話ででコミュニケーションを磨くと良いでしょう！（余力があれば並行してできればベストです）
700点を突破するための具体的な学習方法
3つの勉強方法をご紹介します。上から順に行って下さい。
何冊も要りません！ご紹介するの教材をご紹介するやり方で使い込むだけで700点とれます！
600点台以下の方は皆さん同じ方法で大丈夫です。
1、発音を習得する
語学の基本は単語？文法？
違います。「音」です。
生後間もない赤ちゃんは約2年かけて親が話しかける音を聞いて脳内に蓄積していきます。次第に真似して言葉を発するようになります。
いきなり文字から学び始める赤ちゃんはいません。
音から学び始めるのは人間（動物も？）自然なプロセスなのです。
数百年前は読み書きできない人の割合が多かったにも関わらず人々のコミュニケーションが成立しているのは、「聴く、話す」を自然に身につけているからです（当たり前のように聞こえますが）
読み書きが先ではありません。
しかし大人なって母語ではない「音」を聞き分けるのは至難の技です。そもそもその音に馴染みがなく育ってきたからです。
なので馴染みのない音を聞き流すだけでリスニングは伸びません。
人為的に英語の「音」に馴染む必要があります。
そのために発音トレーニングを行います。
自ら発声することができれば、その音は聴き取れるようになります。
日本語発音と英語発音は全く異なります。
例えば、bat（バット）とbut（しかし）は日本語発音だと同じですが、英語ではbat（bˈæt バィエット）、but（bˈʌt バァト）となり、全然違います。
細部をきちんと区別できるようになるため、発音記号を併せた発音トレーニング必要になります。
英語耳という書籍がお勧めです。ロングセラーで人気の本です。
発音トレーニングの方法が初心者に分かりやすく、楽しく取り組めるように書かれています。
私は語学留学中にも「英語耳」をバイブル的に携帯して、一人トレーニングしていました。留学したからといって意識せず身につくものではありません。
発音記号と発音の仕組みを覚え、無意識レベルで発音できるようになればTOEICのリスニングの問題はかなり聞こえ易くなっているはずです。
ちなみに筆者は100％洋画を字幕なしで理解できるそうです。凄すぎます！
2、頻出単語をおさえる
TOEIC頻出単語を学びます。
銀のフレーズ、金のフレーズをおさえればばっちりです。
多読、ラジオ英会話など、TOEIC対象以外の教材でボキャビルをしないで下さい。TOEICに特化したボキャビルをしましょう。
先ずはTOEICでハイスコアを取得してから、色んな学習で語彙の幅を広げましょう。
銀のフレーズ、金フレーズの具体的な学習方法は、
1、1週目で分かる単語、分からない単語の仕分けする。分からない単語に付箋を貼る。
2、2週目に付箋を貼った分からない単語とその例文を正しい発音で音読していく。この時は覚えようとしなくてOK。
3、2周、3周‥と繰り返していき、覚えた時点で付箋をとっていき、付箋が無くなるまで何周もする。
大事なのは一気に覚えようとするのではなく、何度も接して覚えていくということです。
CMソングが頭に残るのと同じで、繰り返し目にしたり、耳にしたものは無意識で頭に残りす。
これをサブリミナル効果といいます。
3日で1周見終わる勢いで行いましょう。高い回転率であればあるほど、出会う単語の頻度があがるので暗記効果が高まります。
3、模擬試験を繰り返し解いては音読、同時に文法を学ぶ
1、2が終わるといよいよ模擬試験です。
TOEIC公式問題集を1冊選びましょう。1冊で大丈夫です。
テスト開発機関のETSが制作したもの問題集なので、内容が本番に近く、傾向を掴むことができます。
文法はこの問題集で並行して学びます。
文法書「一億人の英文法」を手元に置いて、復習の際に理解できない文法があったら都度確認して下さい。
「一億人の英文法」はイラストを用いて文法の概念を分かりやすく説明してくれています。
学習の進め方は以下です。
1、本番通りに時間を測って解く
2、すぐに解答を見ずに時間制限なしで、自分なりの根拠を基に全て解く
3、解答を見ながら答え合わせ。問題文、解答、全て一言一句解らないところをおさえる。解答をみても分からない文法は、文法書で調べながら理解する。
4、リスニングは解答スクリプトを見ながら、何と言ってるか理解するまで何度も聴きなおす。その後、すべての文書をオーバーラッピング（音声に合わせて音読）
５、リーディングは問題文を理解しながら全て音読
６、全ての問題文をすらすら理解して解答できるまで、何度も解きなおす。20回目安。
文法学習は調べながら行うので、特に文法が苦手な方は、工程3は始めのうちはかなり労力がかかるでしょう。
工程4、5の音読は、工程3で学んだことを記憶に定着させることができます。
声に出すことでTOEICの英文リズムを染み込ませることができる、とても大事な工程です。
私は音読で955点までスコアを伸ばすことができたといっても過言でないくらい、効果があります。
何度も何度も読み上げましょう！
1冊を完全に仕上げることができた際は、かなり実力がついていることでしょう！
まとめ
・発音→単語→模擬試験・文法確認の順で行う
・定着するまで各教材を何周もする（他の教材には手を出さない）
ご紹介した教材を隅々までこなせば700点は間違いなく突破できます！
700点を突破して「英語が得意な人」という証を手に入れましょう！就活、職場、今後の人生にとって大きなプラスになるはずです！