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どんな英語学習が効果的なんだろう??
おすすめの本は?

そんな疑問にお答えします!

✔︎本記事で得られる情報

アメリカのイェール大学助教授されていた方が語る、世界の留学生が共通して実践している効果的な英語学習方法

✔︎本記事の信頼性

1、私自身、この本の学習方法を取り入れて、TOEIC300点台半ばから955点まで伸ばすことが出来ました。

2、イェール大学で多くの留学生の変化を見てきた元助教授の提言です。

ご紹介する書籍について

斉藤 敦さん著の「世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法」という本です。

斉藤さんは、アメリカの名門のイェール大学で助教授されていた方です。

イェール大学院にはたくさんの国から非ネイティブの留学生が集まるそうですが、皆1年くらいでかなりの英語力を身につけるそうです。

本書では、彼らが実際に行なっている学習方法がご紹介されています。

私が特に共感した内容をご紹介します。

動画英語学習のすすめ

正しい学習プロセスを踏めば、効率的に、定着率もよく学べます。

しかし、日本国内で行われている従来の学習方法は異なります。

(従来の学習方法)

文法の理解(Jhon is plyaing〜)→単語の理解(tennis テニス)→文の理解(Jhon is playing tennis ジョンがテニスをしている)→状況の想像(ジョンがテニスをしている)

(正しい語学学習のプロセス)

状況の理解(ジョンがテニスをしている)→文の理解(Jhon is plying tennis ジョンがテニスをしている)→単語の理解(tennisテニス)+文法の理解(is plying〜 〜している)

実は日本で行われている従来の学習法は、世界の標準的な語学学習法とは真逆の方法です。

従来の学習法は、まったく意味不明のパズルが目の前に現れて、「こんな話をしているのだろうな。」という所にたどり着く為には、2種類の脳の働きをすることになります。

一つ目は「文章を理解する働き」、二つ目は「こんな状況なのかな、と想像する働き」です。

それに対して正しい語学学習のプロセスは、状況をすぐに理解できる為、この話をしているのだろうなという事推測しやすく文の理解がスムーズに行われます。

状況から理解する学習法とは何か。

つまり英語話者と状況を共有すること。状況を共有しながら、英語で会話をしたり説明を受ける事で、状況と内容がリンクしやすくなります。

子供が家庭環境で言語を覚えるプロセスです。未知の物に対して(状況の理解)、親が単語、文章を教えてくれることで(文章、単語の理解)、子供の脳内で状況と内容がリンクしていきます。

この点、第二言語学習者である場合、国内学習よりも留学の有利です。

しかし、国内学習でも同様の効果の学習ができます。

それは動画学習です。

映像に英語字幕をつけて閲覧して下さい。分からない単語、文章があれば調べると良いです。

動画のレベルは子供向けの優しい物から大人向けまで沢山のあるので、ご自身のレベルに合わせて行って下さい。

私もNetflixで毎日英語字幕をつけて、動画を閲覧しています。

未知の単語に出会うのはもちろんですが、すでに学んだ内容に対して新たな発見が沢山あります。

例えば、断るという意味をもつ英単語は、”turn down” “reject” “decline”など複数個あります。頭では意味を理解していても、状況とリンクしていなければ、微妙なニュアンスの差が分からず、適切に使えません。

ところが動画学習ではそんなモヤモヤが解消されていきます。

状況と最適な単語、表現がリンクするので、この場面でこのように使われるのか、という発見がてきます。

一度学んだら映像が頭に残っているので、単語や表現の定着度が数段アップします。

具体的な動画学習方法(経験)

1本好きな映画、ドラマを選んで繰り返し英字幕をつけて視聴してください。

内容が分からなければ日本語字幕で観て、内容を把握してからでも英字幕に戻っても大丈夫です。

分からない単語や表現は押さえましょう。

気になるセリフを抜き出して音読、オーバーラッピング(音声を聴きながらセリフを音読すること)しましょう。

英字幕をつけて1本を完璧に理解できるようになれば、リスニング力とリーディング力がかなり上がっているはずです。

字幕なしできちんと聴き取れるか最後の仕上げをすると更に効果的です!