Achievement Success Mountain Clouds  - Mediamodifier / Pixabay
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ずっと800点台で足踏みしてなかなか900点を超えられない、、いつ超えられるの??どんな勉強したらいいの??

こんな疑問にお答えします。


✔︎本記事で得られる情報

900点を突破するための時間と効果的な学習方法(リスニング&リーディング)


必ず900点突破できます!


✔︎本記事の信頼性

私はTOEIC800点台で9ヶ月間足踏みしました。895点を2回取得するともなかなか超えられない壁、、それでも信じてコツコツ学習を続け、一気に955点まで上げることができました。

コップの水が溢れ出すように、停滞していたスコアが一気にアップしました。


そんな経験を踏まえ、振り返って何が最も効果的だったかをご紹介します。


TOEIC800点台から900点突破までにかかった時間

冒頭にも書きましたが、800点前半くらいから本格的にTOEICの学習をしてから900点を超えるまでに9ヶ月かかりました。


毎日1時間程度、コツコツと9ヶ月学習したので概ね約270時間になります。


もし1日3時間学習時間を確保できる方は、3ヶ月で達成できるでしょう!


9か月間、定期的に試験を受けていましたが、ずっと結果は800点台。もしかするとギリギリいけたかも?と思った時も895点でした。2回も895点取りました。正直心が折れかけました、、


でもこれから紹介する勉強方法をコツコツ重ねて、一気に955点までスコアを伸ばすことができました。


試験後は手応えがあり自信はあったものの、まさか950点超えとは予測しておらず「ウソやろ!?」と声に出して喜びました!

(参考)TOEIC700点台から900点を突破するまでの時間

ちなみに参考までに、TOEIC700点台から800点を突破するまでの時間も同様に約270時間でした。

したがってTOEIC700点台から900点までは約540時間、毎日1時間の学習で約1年半、毎日2時間で1年足らずで達成できます!

TOEIC800点台から900点突破するための参考書と勉強法

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先ず結論から言うと、900点を達成するには、

1、リスニングは問題の先読みができ解答に必要な詳細を拾うことができること

2、全問解き終えられること

3、試験を終えた後にリスニング、リーディング共にある程度根拠をもった解答ができたと感じられること

が必要になってきます。これらの3点が重なった試験直後に、「あ、900いけたかも」と感じました。


800点台の時は試験後の体感でいずれかが不足していました。

それでは具体的に対策を説明していきます。


ちなみに何冊も教材は要りません!以下の教材を徹底的に使い込むことで900点を達成できます!


【リスニング編】部分的に「先読み」を取り入れ、小問題を沢山解く

・新しい問題を解きまくりリズムに慣れる
・「先読み」を部分的に取り入れる

でリスニングパート485点(勘に頼る解答なしで)を取得しました。


800点台後半の時は、リスニングのスコアが455〜475点くらいをウロウロしていました。悩んで勘に頼ってたまたま490を出したこともありましたが、とにかくスコアが安定しませんでした。

  低迷していたときは設問「先読み」をしていませんでした。 


TOEICハイスコアの人達の中ではパート3、4は問題の先読みが推奨されていますが、問題文を記憶保持をしながらリスニングに集中するのは難しく、中途半端になりがちです。


800点後半になってから無理に先読みを行なった時は、それまでのリスニング最低スコア455点を出してしまいました。


ちなみに先読みトレーニングのため、1冊の問題集を繰り返し使っていましたが、問題と正答を覚えてしまっているせいか本番ではあまり効果がありませんでした。


新しい問題を解きながら、先読みの訓練をしなければダメだと思いました。

そこで本屋で出会ったのが、極めろ! TOEIC® L&R TEST 990点 リスニング特訓です。

本の冒頭にこのような事が書かれていました。

リテンション力はリスニング力を強化することによって生まれる余力にともなって強化されます。

極めろ!TOEIC L&R TEST 990点リスニング特訓


リテンション力とは問題を先読みして記憶維持させる力です。リスニング力が上がるとリテンション力に割ける力が増えるので、問題文をしっかり記憶した上で音声を書く事に集中できます。


とにかく先読みを意識して、この教材を解きまくりました。本書にはパート1から4まで1問ずつ掲載されているので全てのパートを5分くらいで解き終えることができて便利です。


模試のように45分かけなくいいですし、隙間時間にさっと取り組むことができます。私は仕事の昼休みに少しずつ解いていました。


また、少し難しめに設定されているので、慣れれば本番は容易に感じます。


そして先読みを駆使して解き続けている時に気づいたのが、完全に先読みしなくていいこと。


長い設問は記憶しておくのが大変なので、短い設問など覚えられる問題だけ先読みします。

短い設問は細かい内容を問われることが多いので、先読みして問題音声を聴きながら解答します。

長い設問は全て聞き終えた後に解答します。


このハイブリッド先読みの習得と、難易度の高い問題集に触れ続けて本番に臨んだ結果、解き終えた後は今まで味わったことがない満足があり、念願の900点を突破できました。

【リーディング編】文法問題、模試を使って何度も解いては音読を繰り返す

900点を取得する上でリーディングスコアの向上は欠かせません。800点台で本格的に900点を目指す時、リーディングスコアが395点で400点も満たないスコアしたが、それから445点、470点と少しずつスコアを伸ばすことができました。


900点超えるためにはパート5、6はほぼ正確に解けること、パート7は全て根拠を持って解き終えるスピードが必要になってきます。


800点前半と後半の方は対策が少しことなるので、それぞれご説明します。


【TOEIC800点台前半の方】単語→文法→模試

【単語】TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ


人気のTOEIC頻出単語集です。この教材に収められている単語は最低覚えるようにしましょう。800点前半でしたら基礎単語は十分だと思いますので、加えて頻出単語を漏れなく抑えましょう。問題中に分からない単語はほぼなくなります。


仮に分からない単語がでてもある程度推測できます。満点を狙う為には更に単語力をあげる必要があると思いますが、900点以上を目指す場合は十分です。


本書は既知の単語が多いはずなので、全て覚えるのにそこまで苦労しないと思います。

【文法】TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問


素早く解いていくためには、とにかく沢山の形式の文法問題に慣れる必要があります。問題を見たら「この形式か」と一瞬で認識できるスピードです。


タイトル通り1000問掲載されているので、先ずは1周一気に解き終えることをお勧めします。間違えたところのみ付箋を貼り、付箋ほ部分だけ次の周で解き直していきます。


2周目以降は付箋のところのみ取り組み、正解したら付箋を取り、間違えたら残します。


付箋が無くなった頃は問題パターンの全体像を捉えることができるはずです。

【模試】公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1冊


TOEICの試験問題を製作している機関ETSが製作している練習問題集です。本番に近いレベルの問題が2回分収録されています。他の冊子に手をつけず1冊(購入時に最新のもの)繰り返し使ってみてください。


本番同様に時間を測って解答→時間制限なしで解答→復習→音読


このサイクルを何度も続けます。単語、文法分からないところをとにかくつぶしていきます。


「同じ問題を解いて意味があるの?」と思われるかもしれないですが、効果は間違いないです。


仮に問題や解答を覚えていても問題ありません。単語、文法の傾向はもちろん、TOEICのリズムを体に染み込ませることが大事だからです。

【TOEIC800点台後半の方】文法仕上げ→模擬試験(難易度UP)

【文法仕上げ】TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)


パート5、6の正答率をより上げる(むしろ間違えを減らす)ため、仕上げとして本書を使います。


800点台までの方が間違えがちな急所がまとめられています。コンパクトで持ち運びしやすく、また小間切れに問題が掲載されているので、隙間時間を使って学習できます。私は仕事の昼休みに解いていました。


間違いがなくなるまで何周もしました。スッキリとまとめられているので1周するのにそこまで時間がかかりません。


時間内に解答→時間制限なしで解答→復習→音読 
のサイクルで何周もします。

【難易度UPの模試】TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング1冊


TOEIC800点後半の方の模擬試験集はこれ1冊で十分です。


本番の難易度が高い問題が抜粋されたような内容で、公式問題集より難易度は上がりますが、習得すると本番に気負いなく望めます。


時間制限ありで解答→時間制限なしで解答→復習→音読

このサイクルを何周も行います。


1冊につき5回分の試験が綴じられているので、隅々まで頭に刷り込ませるにはボリューム満点です。


リーディングが395点時に本書を購入し、上記の方法で学習を続け470点まで上げることができました。900点突破のために本書が寄与した恩恵は計り知れません。

TOEIC900点を突破するための正答率目安

リスニングは5問、リーディングは2問間違えても満点になる可能性があります。


仮に、900点を取得した方で多いスコアバランス(リスニング470点、リーディング430点)を目指す場合、リスニングは最大10問、リーディングは最大15問、間違えても良いことになります。※問題によります


少し安心しませんか?


本番中に解答することに戸惑うことも多々ありますが、大事な事はガンガン解き進めることです!一問に固執する必要はありません。


リスニングで聴き取れない問題は直感を信じて解答し、次の問題に集中して下さい。


リーディングで明らかに解答リズムを崩しているような問題に直面したら、飛ばして後で解いて下さい。リーディングは意識しないとリズム感を失います。


900点をギリギリ取得するための誤答数の目安です。


パート1 →1問ミス

パート2 →3問ミス

パート3、4 →6問ミス

パート5 →3問ミス

パート6 →2問ミス

パート7 →10問ミス

TOEIC900点を突破すると見える景色

Mountains Canada Girl Outlook Snow  - 11417994 / Pixabay
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900点以上は、英語を本業にしている方を除くと圧倒的にスコア保有者が少なくなるので、就職では大きなアドバンテージになります。


また大げさですが、仕事やプライベートで落ち込むことがあっても「皆が達成しづらい900点を努力で勝ち取った」と思うと、悩みを吹っ切ることができます。それだけ自分自身に大きな自信を植え付けることができます。


さらに英語力に関しては、読んだり聞いたりできる幅が広がります。もちろん全然完璧でなく、ネイティブレベルの10%くらいの感覚(あくまで個人的な感覚)ですが、しっかりした基礎力を手に入れることができ、その後の英語学習の効率が格段に上がります。


ぜひご自身でその景色を見てみて下さい。


まとめ

リスニング

1、新しい問題集を先読みを取り入れながら解き続ける

2、記憶に残しやすい設問だけ先読みし、残しにくい問題は全体を聴いてから解答するハイブリッド先読みを取り入れる


リーディング

1、模試を1冊使って「解答、復習、音読」のサイクルを分からない問題、文法、単語が無くなるまで何周も行う。

2、頻出単語は確実に抑える

3、パート5、6の問題集を1冊、1と同様に何周も解く